〜義に落ちるのではなく、愛に生きることこそ人であろう。〜

恋愛忠義伝2

遂に来ました、暴走遍歴第二号(笑)まぁ、軽く笑ってやってください。
+本編の始まり始まり〜♪+
4      〜恋愛忠義伝2〜 陸遜×小喬編 その4
 
孫策:「あーっと、此度の働き?だっけか…あぁ、めんどいことは抜きだ。陸遜、よくやったな」
陸遜:「は、はい…ありがとうございます」
孫策:「これなら、周瑜がしばらく戦場に出なくても、いいだろ」
太史慈:「えぇ。陸遜なら、しっかりと後がまを務められると思います」
陸遜:「そんな、太史慈さん…」
呂蒙:「私の出番も、そろそろ終わりですかね」
陸遜:「いや、まだまだ若輩者ですから…」
孫策:「そりゃそうと、周瑜はどうした?」
太史慈:「周瑜殿は、確か自室にいらっしゃいますよ」
孫策:「?なんだい、あいつも付き合いが悪いなぁ」
呂蒙:「……」
陸遜:「…呂蒙さん?」
呂蒙:「あ、いや、何でもない。それより陸遜殿、周瑜殿の様子でも見てこい」
陸遜:「え?で、でも…」
呂蒙:「前の戦の戦況報告をしてこなければならんだろ?ほら、行ってこい」
陸遜:「は、はぁ…」
 
陸遜:(戦況報告って、もう言ってあるはずなんじゃないかな…?)
小喬:「…陸遜さん」
陸遜:「あれ、小喬様?ここで何をしてらっしゃるのですか?」
小喬:「…あれから少し、考えていまして…」
陸遜:「あれから…て、前に言ってたことですか?」
小喬:「はい…」
陸遜:「……」
小喬:「…陸遜さん、次の戦に、私を連れて行ってもらえますか?」
陸遜:「え?それって、一体…?」
小喬:「前に言われて、妻とは言え、いつまでも家庭に残っているだけでは、周瑜様の重荷になると思ったのです。ですから、戦に出て、私のことは大丈夫だと、安心させてあげたいのです」
陸遜:「それは…いいとは思いますが…」
小喬:「本当ですか?」
陸遜:「我が軍の戦力不足はただでさえ深刻な状態ですから、一人でも多くの人に戦に出てもらいたいと考えていることでしょう。でも、小喬様が戦場に出るとなると、周瑜様はどう考えていらっしゃるのか…」
小喬:「構いません。私は私自身のために戦に出たいのです」
陸遜:「……」
小喬:「お願いです、私を戦に出させてください」
陸遜:「…分かりました。小喬様のことは、周瑜様に代わり、私がお守りいたします」
小喬:「あ、ありがとうございます!」
陸遜:(これで、いいのか…な?)
 
周瑜:「……」
更新日時:
2006/04/05
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Last updated: 2006/4/5
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